基本データ
- 分野
- 記憶力
- 1回
- 約90秒
- スコア
- クリアした最高レベル
- モード
- 測定モード
- 参考値(中央値)
- レベル9 (Human Benchmarkの順番記憶テストの公開データ(中央値レベル9))
順番記憶テストの遊び方
- スタートを押すと、3×3に並んだ9つのマスが表示されます。どのマスにも、すやすや眠っている顔が描かれています。モチコーチが「よく見て!」と言っている間は順番の再生中で、タップしても反応しないので、まずは画面をよく見てください。
- レベル1では1マスだけが光り、そのマスの顔がぱっと目を覚まします。「あなたの番!」と出たら、そのマスをタップします。
- レベルが上がるたびに、それまでの順番を最初から再生し、最後に新しいマスを1つ追加します。1マスが光るのは0.5秒で、0.25秒あけて次のマスが光ります。
- 見た順番どおりに、最初から最後までタップしてください。正しく押すたびに、マスが光ってにっこり笑います。最後まで押せたら「いいね!」「次はレベル○」です。
- 1回でも間違えると、その回は終了です。間違えたマスは目を回した顔になり、本当に押すべきだったマスが光って驚いた顔になるので、どこで間違えたかがすぐにわかります。スコアは最後までクリアしたレベルの数です。
順番記憶テストは難易度が固定の測定モードだけなので、毎回の結果がそのまま記録に残ります。
光るのが速すぎると感じたら、設定で大きな文字とゆっくりしたテンポのモードをオンにしてください。1マスが0.65秒光り、間隔も0.3秒に延びるので、目で追いやすくなります。
何を測っているのか
順番記憶テストで測っているのは、視空間性の短期記憶です。いくつもの位置を順番ごと数秒間覚えておき、そのまま再現する力のことです。言葉や数字ではなく、「どこが、どの順で光ったか」をどれだけ覚えておけるか、と考えるとわかりやすいでしょう。
トランプの神経衰弱で使うのは「どこに何があったか」という位置の記憶です。順番記憶テストはそこに「順番」が加わるので、同じ記憶系の脳トレでも頭の使い方が少し変わります。
記憶の研究では、よく似た課題としてコルシ・ブロック課題(Corsi block-tapping)が使われています。検査する人が並んだブロックを順にたたき、受ける人が同じ順にたたき返す方法です。コルシ課題では毎回まったく新しい順番が出題され、成人ではおおむね5〜7ブロックが平均的な範囲です(Kesselsら、2000、2021年の方法論レビュー)。
脳スクワットの順番記憶テストは、Human Benchmarkの「Sequence」と同じ累積方式です。前半は毎回再生されるので自然に復習でき、新しく覚えるのは1マスだけです。そのためスコアはコルシ課題よりかなり高く出ます。2つの数字をそのまま比べることはできません。
正直にお伝えしておきたい限界もあります。
- 練習すれば、このゲームのスコアは上がります。 2016年のSimonsらによる大規模なレビューでは、訓練した課題の成績は確実に伸びる一方、別の課題や日常生活への効果を示す根拠は乏しいとされています。記録が伸びたら、それは順番記憶テストがうまくなったということです。毎日の脳トレの目標としては、それで十分です。
- スコアは日によって上下します。 寝不足、周りの物音、スマホの通知、指が1回すべっただけでも、数レベル変わることがあります。
- 医学的な検査や知能検査ではありません。 何かを診断するものではありません。
順番記憶テストの平均レベルと目安
脳スクワットの順番記憶テストは、Human Benchmarkの「Sequence」と同じ累積方式です。同サイトが公開しているデータでは、到達レベルの中央値は9です。
結果画面には、この参考データをもとにした「上位20〜30%」のようなおおまかな幅と、データの出典が表示されます。Human Benchmarkの参加者は自分から挑戦しに来た人たちで、多くはマウスで遊んでいます。年齢の情報もありません。小数点までの順位を出さないのはそのためです。自分にとっての意味は、次のように読んでください。
| 到達レベル | あなたにとっての意味 |
|---|---|
| 0〜5 | まだ慣れていない段階。コツ1「形で覚える」を試すと伸びやすいゾーンです |
| 6〜8 | 中央値の少し手前。1回ごとのぶれが大きいので、1週間の自己ベストで見ましょう |
| 9前後 | 参考データのちょうど真ん中あたり |
| 10以上 | 真ん中より上。順番が10マス以上になると同じマスが必ずまた出てくるので、ここからが本当の勝負です |
他人との比較より役に立つのは、自分自身の基準です。1回ごとのスコアは上下するので、その日の1回目の記録だけを週ごとに並べて、全体として上向きかどうかを見てください。そのほうが、1回の好調・不調に振り回されずにすみます。
反応速度テストとは違い、ここでは時間はほとんど問題になりません。スマホのブラウザではタッチの遅延が約58〜70ms加わりますが(Pronkら、2020)、押す速さはスコアに含まれないので、そのせいでレベルが下がることはありません。スマホで気をつけたいのは、小さなマスの押し間違いです。
スコアを伸ばすコツ
- 点ではなく形で覚える。 光ったマスを線でつないで、L字、ジグザグ、三角形のような形にすると、ばらばらの点より記憶に残ります。
- マスに番号をつける。 スマホの電話のダイヤルのように、左上を1、真ん中を5、右下を9と呼びます。「1・5・9・6」と心の中で読めば、図と音の2通りで覚えられます。
- 3つずつ区切る。 レベル6を超えたら、順番を3マスずつのかたまりにして、押すときもかたまりの間で一瞬止まります。マスは9つしかないので、順番が10マス以上になると、同じマスが必ずまた出てきます。区切っておけば混乱しにくくなります。
- 新しいマスに集中する。 前半は毎回再生されるので軽く確認するだけにして、最後に光るマスに注意を全部向けましょう。
- 落ち着いて押す。 速さは関係なく、1回のミスで終わりです。その日の1回目を本当の記録と考えましょう。2回目以降には、ウォームアップの効果が混ざります。
よくある質問
順番記憶テストの平均は何レベルですか?
同じ累積方式のHuman Benchmarkが公開しているデータでは、中央値はレベル9です。結果画面には、この参考データをもとにした「上位20〜30%」のような大まかな目安が表示されます。
チンパンジーテストとは違うのですか?
違います。チンパンジーテストは数字の書かれたマスが最初のタップで隠れ、数字の小さい順に押していく形式です。順番記憶テストは固定された3×3のマスが1つずつ光り、その順番をまねして押します。
スマホだとスコアが下がりますか?
速さの面では下がりません。押す速さは測っていないので、スマホのブラウザで生じる約58〜70msのタッチ遅延はレベルに影響しません。ただしマスが小さいと押し間違えやすいので、端末はしっかり持ちましょう。
毎日やれば記憶力は上がりますか?
このゲームのスコアは練習で確実に伸びます。ただし、それは順番記憶テストがうまくなったという意味で、日常の記憶力や知能が上がるという意味ではありません。
無料ですか?登録は必要ですか?
無料で、登録もいりません。記録はお使いの端末のブラウザだけに保存されます。プレイ中の画面には広告を表示しません。