基本データ
- 分野
- スピード
- 1回
- 約40秒
- スコア
- クリアタイム
- モード
- 測定モード · トレーニングモード
シュルテテーブルの遊び方
- 測定モードかトレーニングモードを選んで、スタートを押します。カウントダウンが終わると盤面が表示されます。
- 5×5のマスに、1〜25がバラバラに並んでいます。盤面が表示された瞬間から時間が進みます。
- 1、2、3…と順番にタップします。モチコーチの横の「つぎ」の表示が、いま探す数字を教えてくれます。その下には見つけた数のバーと、ペナルティ込みの経過タイムが出ています。
- 正しくタップしたマスは薄くなりますが、数字は見えたままです。間違ったマスをタップすると赤く光って✕が付き、+2秒が加算されます。見つけ済みの数字をもう一度タップしても何も起きません。同じ間違いのマスを続けて2回タップしてしまっても、数えるのは1回だけです。
- 最後の数字をタップしたらゴールです。スコアはペナルティ込みのクリアタイムで、小数点第1位まで表示されます。短いほど好成績です。
測定モードとトレーニングモード。 測定モードは常に5×5なので、日ごとのタイムをそのまま比べられます。トレーニングモードは3×3 → 4×4 → 5×5 → シャッフル5×5 → 6×6 → 7×7の6段階です。シャッフル5×5(「シャッフル」の表示が出ます)は、正しくタップするたびに、いま押したマス以外の数字がすべて並び替わるレベルです。
数字を1から順番にタッチしていくタイプのゲームは、脳トレアプリでもおなじみですね。シュルテテーブルは、それを5×5の盤面1枚だけでシンプルに行う形式です。
何を測るゲーム?
シュルテテーブルは「視覚探索」のトレーニングです。よく似た24個の数字の中から目的の1つを見つけ、すぐに次の数字へ移ります。その間、いま何番まで来たかも覚えておかなければなりません。つまり、盤面を見渡すスピード、1セットのあいだ集中を切らさない力、見つけた数字をすぐ指に伝える速さをまとめて使います。
オンライン版シュルテテーブルの基準値を示した査読付き論文は、見つけられませんでした。研究や臨床の場で使われている最も近い検査は、トレイルメイキングテスト(TMT)のA課題です。紙に書かれた数字の丸を鉛筆で順番につないでいく課題で、視覚探索と手の動きの速さを見ます。Tombaugh(2004)は18〜89歳の911人から基準値を出しており、年齢が高く、教育年数が短いほど時間がかかる傾向がありました。ただし紙の検査で、配置も道具も違うため、そのタイムをこのゲームに当てはめることはできません。
知っておいてほしい限界もあります。
- 練習すれば、このゲームのタイムは縮みます。 脳トレ研究を幅広く検証したSimonsら(2016)によると、練習した課題の成績は確かに伸びます。一方で、ほかの課題へ広がるという根拠は少なく、日常生活の力につながるという根拠はさらに少ないとされています。自己ベスト更新は「シュルテテーブルがうまくなった」というしるしです。それだけでも十分うれしい成果です。
- タイムには端末の分も含まれます。 ロボットの指でスマホをタップして測った研究では、タッチ画面のブラウザがタップを約58〜70ms遅れて認識していました(Pronkら、2020)。画面の書き換えにも時間がかかります。25個の数字を探す時間に比べれば小さな差ですが、機種の違うスマホどうしのタイムを直接比べられない理由です。
- 楽しみと習慣づくりのためのゲームで、医学的な検査や知能検査ではありません。
平均は何秒?スコアの見方
「シュルテテーブル 平均」「何秒」で検索すると、大人の5×5なら30秒以内で「平均」とする表がよく見つかります。しかし、この表を載せているSchulteLab自身が、複数のサイトで共有されている目安であり、公式の基準ではないと説明しています。さらに脳スクワットでは間違えるたびに2秒を加算するので、条件も違います。脳スクワットでほかの人との比較を表示するのは、公開された参考データがあるテスト(反応速度・数字記憶・順番記憶・単語記憶)だけです。シュルテテーブルの比較は将来加わるかもしれませんが、今は自分の自己ベストが超えるべき数字です。
| 画面の表示 | 意味 |
|---|---|
| クリアタイム | 盤面が表示されてから最後の数字をタップするまでの時間に、ペナルティを足したもの。短いほど好成績です。 |
| +2秒 | 1回間違えたしるし。速いペースなら、数字をあと1〜2個見つけられる時間です。 |
| 「つぎ」 | いま探す数字。最後の数字をタップすると✓に変わります。 |
| 自己ベスト | このスマホで出した、測定モードの最速タイムです。 |
トレーニングモードのレベルは、1マスあたりの時間(ペナルティを除いたタイム÷マスの数)と、ミスの回数で上下します。ミスは時間とは別に数えるので、2秒のペナルティが二重に響くことはありません。
| レベル | 盤面 | レベルアップ(ミス1回以下で、ペナルティを除いたタイムが) | レベルダウン(ペナルティを除いたタイムが。またはミス4回以上) |
|---|---|---|---|
| 1 | 3×3 | 10.8秒以内 | なし(最低レベル) |
| 2 | 4×4 | 19.2秒以内 | 40.0秒超 |
| 3 | 5×5 | 30.0秒以内 | 62.5秒超 |
| 4 | シャッフル5×5 | 30.0秒以内 | 62.5秒超 |
| 5 | 6×6 | 43.2秒以内 | 90.0秒超 |
| 6 | 7×7 | なし(最高レベル) | 122.5秒超 |
1マス1.2秒以内でクリアすると1段階アップ、2.5秒を超えると1段階ダウンします。その間なら同じレベルのままです。大きな文字モードでは、どちらの基準も時間が30%長くなります。
よくある質問
シュルテテーブルは何秒なら速いですか?
査読付きの研究にもとづく平均値は、まだありません。ネットでは「大人の5×5で30秒以内なら平均」とする表がよく出回っていますが、その表を載せているサイト自身が、公式の基準ではなく慣例的な目安だと説明しています。同じ端末で自己ベストを更新することを目標にしましょう。
シュルテテーブルの効果は?
練習すれば、このゲームのタイムは確実に縮みます。ただ、その力が知能や成績、読書のスピードにまで広がるという根拠は十分ではないため、脳スクワットではそうした効果をうたっていません。
スマホを替えると記録が変わるのはなぜですか?
タッチ画面のブラウザはタップをわずかに遅れて認識し、その遅れや画面の書き換えの速さは機種によって違います。画面の大きさでマスの見え方も変わり、指で盤面の一部が隠れることもあります。記録は同じスマホどうしで比べてください。
間違えたらどうなりますか?
そのマスが赤く光って✕と「+2秒」が表示され、タイムに2秒が加算されます。同じマスをうっかり続けて2回タップした場合は、1回分として数えます。
紙のプリントでもできますか?
できます。5×5のマスに1〜25をランダムに書き、誰かにタイムを計ってもらいながら指でさしていきましょう。紙と画面のタイムは比べられないので、記録は分けておくのがおすすめです。
無料ですか?登録は必要ですか?
無料で、登録も不要です。記録はお使いの端末のブラウザにだけ保存されます。