基本データ
- 分野
- 記憶力
- 1回
- 約60秒
- スコア
- クリアまでの手数
- モード
- 測定モード · トレーニングモード
神経衰弱ゲームの遊び方
トランプでおなじみの神経衰弱を、スマホのブラウザでそのまま遊べる無料ゲームにしました。トランプでは52枚を広げて数字のペアを探しますが、ここでは丸っこいキャラクターを描いたカード16枚(8組)を使う1人用です。1ゲームが短いので、すきま時間の脳トレにちょうどいい長さです。
- 測定モード(4×4で固定。記録に残ります)か、トレーニングモード(実力に合わせて盤面の大きさが変わります)を選びます。
- カードを1枚タップしてめくり、続けてもう1枚めくります。2枚めくると1手です。
- 同じキャラクターなら「そろった!」でペア成立です。チェックマークが付き、表向きのまま残ります。違うときは✕が付いて「ハズレ」となり、0.7秒後に裏返ります。その間によく見ておきましょう(すぐ次のカードをめくると、その時点で裏返ります)。
- すべてのペアがそろうと「全部そろった!」と手数が表示されます。スコアはクリアまでの手数で、少ないほど良い記録です。自己ベストも手数で決まり、かかった時間はスコアに入りません。
カードの表には、キツネ、ペンギン、きょうりゅう、おばけなど18種類のキャラクターが、それぞれ決まった色で描かれています。そろうとうれしそうな顔に、ハズレだと「しまった」という顔に変わります。絵の形と色の両方で見分けられるので、色の区別が苦手な人でも遊べます。設定で大きな文字とゆっくりしたテンポに切り替えると、カードが大きくなり、外れたカードも0.9秒表示されます。
トレーニングモードは2×3(3組)から始まり、3×4、4×4、4×5、5×6、6×6と大きくなります。きれいにクリアできれば次は1段階大きく、手こずれば1段階小さくなります。切り替わるラインは後の表にまとめました。
神経衰弱で使う力
中心になるのは、「どこに何があったか」を数秒間覚えておく視空間の短期記憶です。新しいカードをめくるたびに頭の中の地図を書き換え、忘れた1枚はそのまま1手のロスになります。
研究の場では、この力はコルシ・ブロック課題で測るのが一般的です。ブロックが光った順番を見て、同じ順番でタップし返す課題で、健康な成人ではおおむね5〜7個が目安とされています(Kesselsら、2000、方法論レビュー、2021)。
ただし、神経衰弱はこの課題と同じものではありません。違いを正直に書いておきます。
- 運が入ります。 最初の数枚は誰でも当てずっぽうなので、記憶力が同じくらいでも1回の手数は数手ずれます。
- 作戦が入ります。 めくる順番を決めるだけで手数は減ります。
- 練習すればこのゲームのスコアは伸びます。 ただし、練習した課題の上達がほかの課題や日常生活まで広がるという根拠は弱いとされています(Simonsら、2016)。記録は「このゲームがどれだけ上手になったか」として見てください。
医学的な検査でもありません。体でいえばプランク1セットのように、頭を短く集中して使うための1セットです。
平均と目安:何手なら上出来?
このカード版の神経衰弱には、公開された平均値がまだありません。数字をこしらえることはしません。脳スクワットでほかの人との比較を表示するのは、公開された参考データがあるテスト(反応速度・数字記憶・順番記憶・単語記憶)だけで、神経衰弱の比較は将来加わるかもしれない、という段階です。今は自己ベストが何よりの目安になります。
4×4の測定モード(8組)の手数は、次のように読めます。効率は「組数÷手数×100」で、画面には出ませんが、トレーニングモードの盤面の大きさはこの値で決まります。
| 手数 | 効率 | 目安 |
|---|---|---|
| 8手 | 100% | パーフェクト。初めてめくったカードでもペアを当て続ける必要があり、運も欠かせません。 |
| 9〜13手 | 89〜62% | とてもきれいな盤面。トレーニングモードなら、次は1段階大きな盤面に進むライン(60%以上)です。 |
| 14〜22手 | 57〜36% | 安定ゾーン。トレーニングモードなら、同じ大きさで練習を続けます。 |
| 23手以上 | 35%以下 | めくり直しが多め。トレーニングモードなら1段階小さな盤面に戻ります。 |
1回の結果には運が混ざるので、1日単位ではなく1週間の流れで見るのがおすすめです。タッチ画面のブラウザでは、タップのたびに約58〜70ミリ秒の遅れが加わります(Pronkら、2020)。ただ、スコアは時間ではなく手数なので、この遅れは記録に入りません。機種を替えても、手数はそのまま比べられます。
スコアを時間ではなく手数にしているのもこのためです。手数には「どれだけ覚えていたか」「どれだけ計画的にめくれたか」が表れますが、時間には指の速さや端末の遅れも混ざります。前回より数手多くかかっても、記憶力が落ちたとは限りません。序盤の運が悪かっただけということもよくあります。
神経衰弱のコツ
- 端から順番にめくる。 わかっているペアがないときは、左上から1列ずつめくります。あちこち押すと、一度見たカードをまためくってしまいがちです。
- 1枚目は新しいカード、2枚目は記憶で。 まずまだ見ていないカードをめくります。相方を見た覚えがあればその場所へ。覚えがなければ、知っているカードではなく新しいカードをもう1枚めくって情報を増やします。
- 言葉にして覚える。 「左上、キツネ」のように心の中で唱えると、絵だけで覚えるより混ざりにくくなります。
- 0.7秒を惜しまない。 スコアは速さではなく手数です。2枚をしっかり見てから次へ進みましょう。
- 条件をそろえる。 同じ端末、同じくらいの時間帯、通知はオフ。条件がそろってはじめて自己ベストに意味が出ます。
トランプの神経衰弱を大人数で遊ぶときは、ほかの人がめくったカードも覚えておくのが勝負どころです。1人用のこのゲームでは、その分を自分の「めくる順番」の工夫に回しましょう。
よくある質問
無料ですか?登録やアプリのインストールは必要ですか?
無料です。登録もインストールも不要で、スマホのブラウザですぐ遊べます。プレイ中の画面に広告は出ません。記録はお使いの端末の中だけに保存されます。
神経衰弱は何手でクリアできれば上出来ですか?
4×4の測定モードなら8手がパーフェクト、13手以内ならかなりきれいな盤面です。この形式の公開された平均値はまだないので、自己ベストと比べてください。
神経衰弱のコツはありますか?
端から順番にめくり、1枚目はまだ見ていないカード、2枚目は相方の場所を覚えているときだけ記憶で選ぶことです。「左上、キツネ」のように言葉にして覚えると混ざりにくくなります。
高齢の家族と一緒に遊べますか?
ルールはおなじみなので、どなたでもすぐ始められます。設定で大きな文字とゆっくりしたテンポに切り替えると、カードが大きくなり表示時間も延びます。楽しみと習慣づくりのためのゲームで、記憶力の検査ではありません。気になる変化があるときは医師に相談してください。
続けると記憶力は上がりますか?
このゲームのスコアは練習で伸びやすいです。ただ、練習したゲームの上達がほかの能力まで広がるという根拠は弱いため、それ以上のことはお約束しません。
カードにはどんな絵が描かれていますか?
キツネ、タコ、ペンギン、ヒヨコ、きょうりゅう、おばけなど、丸っこいキャラクター18種類から毎回選ばれます。キャラクターごとに形も色も違うので、色の区別が苦手な人でも見分けられます。